2021年2月
やっぱり今年は雪多過ぎましたね。支え杭や吊りをして十分に冬支度したはずでしたが、圃場が柔らかいのが仇になり杭がみな沈んでしまって、結果、枝が雪と共に下へ引っ張られて、バックリ!😢圃場の15本のイチジクは、全部こんな状態。
4年目の木、普通なら植え替えでしょうが、当農園はこのまま。消毒剤を塗って、あわよくば自然と縫合されて行くのを待ちます。数年先でしょうか。
このイチジクの木は「死ぬかもしれない」というストレスを受けて今年は美味しい実を多量に着けることになるでしょう。もともと樹勢強すぎてが実をつけたがらない品種、雪害を逆手に利用します。どうなるでしょうか?
2020年10月23日
今朝の写真。
意外にもまだ黒イチジクあります。欲しい人滑り込みで手を上げて!
あと2~3週でシーズンは終わります。
2020年10月23日
黒イチジク(ビオレ・それイエス)が完熟して最も美味しい状態になると、口から蜜を溢れさせてきます。輸送の都合上、生産者はあまりこうした完熟信を出したがりませんが、我が農園の顧客の中には、「こればかりを集めて送ってくれ」という方もおられます。確かにこれが一番おいしい。
2020年9月末
黒イチジクのドライ製品の生産開始。今季1回目。この色をできるだけ留めて、乾燥させるのはものすごく難しい。何段階にも分けての温度管理が必要です。(企業秘密)
2020年9月
9月半ばで第1期の収穫を終えた食用ホウズキです。加工場の低温貯蔵庫でこんな風に眠ります。お客さまが、お声掛けされるまで。
2020年9月
今季初の出荷です。ネットで予約注文された方々へ届きます。イイ感じです。
この写真で、2月号の農業委員会新聞に「マダムマルー農園」が取り上げられます。黒イチジク栽培を軌道に乗せ、銀座シックスのDior Cafeへの納品業者として2年連続で認定されたことなどが評価されてのことかと思います。
「貴方達は趣味でやられておられるから」と言われ続けて4年、ついに周囲の農家に認められた瞬間のように自分達では勝手に解釈しています。黒イチジクはこれから栽培面積を2倍にして、拡張の方向です。自分が偶然であった苗はフランスのカリズマシェフが味を認める木だったという幸運にも恵まれ。同じ木から、苗木を取り、農園を拡大中です。応援してください。
10月が収穫の月ですので、その前に先行予約頂ける方はyoyoyo@apricot.ocn.ne.jpまでメールください。パック6個詰め、が4つ入ったのが1箱です。通信販売はこの箱が販売単位になります。よろしく。
この写真より色はくすんできていますが、味は相変わらずいいです。皮が薄い黒イチジクであるがゆえにできるドライ製品。半分に割ったイチジクを電気乾燥機で乾燥しています。甘さは人口的な甘味は一切無しで、黒イチジクの糖度を凝縮した甘さです。食べた人は「信じられない味」との評価です。
昨年は、黒イチジクを植えて4年目にしてついに、1本の木に400個あまりの実を付けさすことに成功した。樹勢が強くて実を付けない黒イチジク、ここに至るまでには唐津の富田農園の「イチジクの神様」の指導がある。
訪ねて開口一番言われたこと「あちこちで言われることを信用するんじゃない」、「これは新境地だから本に何か書かれていない」。確かにイチジクの剪定の本に書かれていることとは全く異なったことを指導された。
その結果がこれである。
今年は段撒き(時期をずらして種蒔きすること)を実施したのが効を奏して、クリスマスまでホオズキが提供できそうです。このレベルの品物を12月のこの時期に出荷できるのは、マダムマルー農園にとって記録!
ホオズキをずっと採らずにいると幾つかはこんな風になる。自然となるのか、ナメクジか何かが皮の柔らかいところだけ食べるのか、分からない。でも何か芸術的。薬品で葉脈だけを残すことはできるが、そうすると中身の玉は融けてしまう。中身の玉も保存して、シースルーにするには自然の力が必要なようだ。中は腐っていないし、食べれますよ。
牛糞堆肥と米ぬかを合わせた有機肥料を投入。圃場の準備完了。
雨が降れば室内で、ホオズキの追熟用のスノコ作成。このまま洗えるようにステンレスの金網を使ったが、ピンと張るのが難し~い。ホオズキの天日で追熟された後、このままスノコごと低温貯蔵庫に入る。