農園オーナーの𠮷田充夫。私の主人。重い仕事は彼の仕事。農作業なんかやったことのない彼、とにかく試行錯誤の毎日。ここ五泉の実家に戻る前は、国際援助の世界で動くフリーのコンサルタント、開発計画、貧困削減、援助協調が彼の専門。使い古した28冊の公用パスポートが彼の精力的な活動の印。あの当時は一国の発展を大臣らの補佐をして上流部から見て来ましたが、今度は底辺に回って現場で仕事をしています。自分の発想が現場で通用するのかを試すかのように毎日嬉々としています。週の内、4日間は畑でホオズキやイチジクとチーク・ダンス。3日間は20年以上踊り続けてきたアルゼンチンタンゴを教えるインストラクター。
残りの時間は晴耕雨読の生活、日本全国や海外から来る翻訳依頼に対応したり、地域のコミュニティ--センターでスペイン語を教えたりする日々。学生時代、彼は国費の奨学金を得てメキシコで大学院(言語学)を終えます。だからスペイン語教授はお手の物。彼の座右の銘は 「七変化」
Changeabilityです。よろしく。